H.モーザーのスイス・アルプ・ウォッチ最終版!
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機械式高級時計の存在意義に一石を投じたユニークな時計、それがH.モーザーのスイス・アルプ・ウォッチだ。最初のモデルが発表されたのは2016年。
その姿からスマートウォッチかと思う人も多かったが、裏返せば超本格派の手巻きムーブメントが! なんともメッセージ性の高いモデルは業界問わず人気となり、第一弾(世界限定50本)は即座に完売。その後に続くモデルも好調なセールスを記録した。
そして、その最終版が写真のモデルである。6時位置の液晶のようなマークから、今度こそ本当にスマートウォッチになってしまったのかと思いきや、ご心配なく。これはれっきとしたスモールセコンド。
現代人なら誰もが経験済みの、ちょっとイラつくクルクル画面を皮肉っているワケだが、白いバーは秒針代わりに一周し、グラデーションカラーを採用することで、スリープ状態をリアルに再現しているのだ。
その機能を引き立てているのが、H.モーザー独自のベンタブラック®文字盤。世界一黒い物質と言われるだけあって、白いスモセコを際立たせるには最適な文字盤素材といえるだろう。残念ながらこのスイス・アルプ・ウォッチは、このモデルでシリーズが完結。買えるのは、これが最後のチャンスである。
H.モーザー
H.Moser & cie.
スイス・アルプ・ウォッチ ファイナル アップグレード
世界限定50本のシリーズ最終モデル
文字盤にブランドロゴもアワーマーカーも入らないのは、もうお馴染み。時分針も黒だが視認性は高い。世界限定50本。手巻き。ケース縦44×横38.2㎜。SSケース(ブラックDLC)。アリゲーターストラップ。374万円。問い合わせ:エグゼス
手巻きの自社製キャリバー、HMC324(32×36×厚さ4.8㎜)を搭載。振動数は毎時1万8000振動のロービートで、パワーリザーブは約4日間となっており、そのインジケーターは裏のムーブメント側に備わっている。
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